技術紹介
技術提供
VRを用いた分子ロボット設計技術
株式会社分子ロボット総合研究所
できること
VR環境で動いている「仮想分子」を触りながら設計できます。
強み・独⾃性
・生体内と同様に動いている分子を、VR環境で触れてモデリングする事ができます。
・リアルタイムにシミュレーションすることで、様々な現象を再現できます。
・クラウドVR技術により、仮想分子や仮想装置を拠点間で共有できます。
・実時間AI技術により、ネットワークに遅延があっても自然にVR上で操作できます。
概要
分子ロボットは、『DNAやタンパク質等を用いた生物に限りなく近いナノサイズのロボット』であり、生体内で様々な機能を有する事ができる人工物です。これまでに、化学エネルギー(ATP)で運動する分子人工筋肉や光に応じて形を変える「分子人工細胞」等が創成されており、潜在的な応用範囲は幅広く存在します。日本では2010年頃から研究が始まり基礎研究で世界をリードしています。2030年には関連市場が立ち上げるとの欧米の市場調査レポートもあり、現在注目されている革新的分野の一つです。分子ロボットの創成には非常に複雑な生体分子を精密に設計し、緻密にモデリングする必要があります。当社は分子の設計、モデリング環境としてVRを用いた分子設計環境を提供します。本システムを使用する事で世界中のどの場所でもリアルタイムで、インタラクティブに分子モデリングすることが可能になります。