技術紹介

技術提供

「非ラメラ液晶」製剤化技術

株式会社ファルネックス

できること

有効成分を3次元の液晶で包み込み、製品化へと導きます。

強み・独⾃性

・疎・親水性、低・中・高分子を問わず、多量の有効成分を簡単に内包することができます。
・有効成分の皮膚や粘膜における吸収促進効果、体内での分解抑制・放出制御が期待できます。
・リポソームの表面は親水性ですが、本液晶は疎水性のため、適用部位での滞留性に優れます。
・液晶相と内部の大きさを作り分けることによって、機能を最適化することができます。
・製品コンセプトに応じてエマルション、均一な液体(前駆体製剤)など様々な剤形が可能です。
・皮膚、粘膜、経口だけでなく皮下、腹腔、静脈等の様々な投与部位を開発対象にしています。

概要

当社の低粘度な原料・製剤は、水に触れると自己組織化が起こり、ゲル(半固体)になります。3次元的な幾何学構造を持つ液晶(非ラメラ液晶)であるこのゲルは、多様な液晶相と幅広い内部の大きさ(格子定数)を持ち、構造の違いで性能が変化します。この液晶によって、ワクチンなど既に普及している層状のラメラ液晶を利用したリポソームや脂質ナノ粒子とは違った製剤を作ることが可能です。当社の 『非ラメラ液晶プラットフォーム技術』によって、皆さま方と従来技術では困難であった製剤を開発しご提供することを目指しています。

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