技術紹介

技術提供

植物本来が持っている免疫力を高める物質の探索・評価技術

横浜バイオテクノロジー株式会社

できること

お手持ちの物質・材料から、植物をストレスから守る「植物活性剤(バイオスティミュラント、抵抗性誘導剤)」を探索します。

強み・独⾃性

・植物活性化剤は、農薬とは異なり、直接殺菌・殺虫活性を持たないため、環境フレンドリーな農業資材です。
・ホタルの発光原理を応用した探索・評価技術により定量的かつ非破壊的にリアルタイムで連続して観察できるため、いつどれくらいのストレス耐性を誘導しているかを評価できます。
・試験に必要な物質・材料はごく少量(マイクロリットルオーダー)で迅速(1か月程度)に評価可能です。
・1つの遺伝子について時間的変化を丁寧に観察することができるため、RNA-Seqのような網羅的遺伝子発現解析と組み合わせると効果的です。

概要

植物は、収量減少の原因となる病害虫、雑草、また乾燥や高温などのストレスに常に曝されています。しかし植物は様々なストレスに対する耐性、いわば免疫力のような仕組みを自然に備えています。環境に調和した農業を実現するためには、こうした植物の自然なストレス耐性を引き出し高めるてやることが重要です。このような植物本来のストレス耐性を高める農業資材を植物活性化剤、抵抗性誘導剤、バイオテスティミュラントと呼び、欧米を中心に日本でも注目を集めています(図1)。当社では、植物のストレス耐性レベルをホタルの発光原理を利用して可視化する技術を開発し(図2)、植物活性化剤、抵抗性誘導剤、バイオテスティミュラントの探索・評価を行う試験をサービスとして提供しております。

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